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【スポーツ障害特集1】シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは?原因・症状・治療法について
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは?原因・症状・治療法について
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは?
ランニングや部活やスポーツの練習として走る機会が増えると、すねの内側に痛みを感じることがあります。
成長期の学生やランナーに多く、オーバーユース(使いすぎ)障害の代表例です。
これは「シンスプリント」と呼ばれる代表的なスポーツ障害の一つです。
また、正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれ、すねの骨(脛骨)の内側にある骨膜が炎症を起こして痛みが出る障害となります。
特に陸上競技やサッカー、バスケットボール、バレーボールなど走る・ジャンプする動作を繰り返す競技に多く発症します。
今回は特集として、シンスプリントの原因や症状、接骨院での治療法について詳しく解説します。
主な原因
・シンスプリントは、足や下腿に過度な負担がかかることで発症します。
・走りすぎ・急な運動量の増加
・硬い路面でのランニング
・扁平足やアーチ低下による衝撃吸収力不足
・ふくらはぎや足首の柔軟性不足
・不適切なシューズや練習環境
など
症状
・走り始めに「すねの内側」がズキズキ痛む
・運動を続けると痛みが強くなる
・歩行や日常生活中何もしなくても痛みを感じる
・押すと鋭い痛みがある
※初期は運動後の違和感程度ですが、痛みを放置すると慢性化しやすく、知らない間に疲労骨折に進行してしまう危険も伴うスポーツ障害です。
花月接骨院での治療法
☆重要☆
シンスプリントは「早期発見・早期治療」がカギです。
1.炎症を抑える
羽田野式ハイボルト検査及び治療・アイシング・マイクロカレント治療で炎症を鎮める、損傷組織の修復を促進させる
痛みの強い時期は無理な運動を避ける
2.筋肉・関節の緊張緩和及びバランス調整
原因となる運動連鎖の筋肉から、ふくらはぎや足首周囲の筋関節までバランスを整える
3.負担軽減
スパイラルテーピング、テーピングやサポーターで足関節・土踏まず(足底筋)を・下腿部筋をサポート
靴に合わせた衝撃吸収性の高いインソールを提案
4.再発予防
柔軟性を取り戻すためのストレッチ指導
正しいランニングフォームの指導
下腿筋群のセルフトレーニングでバランスを整える
※再発予防のポイント
・練習量を一気に増やさず徐々に調整
・シューズは足に合ったものを選ぶ
・ランニング(運動)の前後は、必ずストレッチ(30分以上目安)
・扁平足や足首の柔軟性不足がある場合、それ以外の原因がある場合、専門家(医療機関・接骨院)に相談
まとめ
シンスプリントは「ランナーに多いすねの痛み」で、原因はオーバーユースと柔軟性不足にあります。また関連する原因として、フォーム・日常生活姿勢・合わないシューズ等が挙げられます。
初期のうちに適切なケアと指導を受ければ回復も早く、スポーツへの早期復帰が可能です。
シンスプリントのすねの痛みでお悩みの方は、花月接骨院(埼玉県さいたま市緑区原山)0120-905-505まで早めにご相談ください。
当院ではシンスプリントをはじめとしたスポーツ障害に対する専門施術と再発予防のための運動指導を行っています。