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ストレートネックとは?原因・症状・予防法を解説! ストレートネックと腰の関係 ~姿勢バランスが健康を左右する!
ストレートネックとは?原因・症状・予防法を解説!
ストレートネックと腰の関係 ~姿勢バランスが健康を左右する!
ストレートネックとは?
ストレートネックとは、通常ゆるやかにカーブしているはずの首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまう状態を指します。スマホやパソコンの長時間使用による「うつむき姿勢」が主な原因で、近年では「スマホ首」とも呼ばれます。
ストレートネックの主な原因
・ 長時間の前傾姿勢(スマホ・パソコン・読書)
・ 姿勢の悪さ(猫背、肩をすぼめるクセ)
・ 枕の高さが合わない(高すぎる枕)
・ 運動不足(首・肩周りの筋力低下)
こんな症状があったらストレートネックかも?注意!
- 首、肩のこりや痛み
・ 頭痛やめまい
・ 腕や手のしびれ
・ 眼精疲労
・ 集中力の低下
- 睡眠障害
- 自律神経障害
など
ストレートネックと腰の関係とは?
ストレートネックは首だけの問題と思われがちですが、実は「腰」にも大きな影響を与えます。首と腰は脊椎(背骨)を通じてつながっているため、首の歪みが全身の姿勢バランスに影響を及ぼすのです。
ストレートネックが腰に与える影響
① 猫背&骨盤の歪みを引き起こす
ストレートネックになると、首が前に出た姿勢になります。
・頭の重みを支えるために背中が丸くなる(猫背)
・骨盤が後傾し、腰に負担がかかる
※この悪い姿勢が続くと、腰の筋肉が常に緊張し、腰痛の原因になります。
② 腰の反り(反り腰・後湾腰)を悪化させる
ストレートネックがあると、バランスを取るために腰が必要以上に反ってしまうor後湾してしまう(反り腰・後湾腰)ことがあります。
反り腰・後湾腰になると、腰椎(腰の骨)に負担がかかり、腰痛やヘルニアのリスクも高まります。
③ 神経の影響で腰痛やしびれを引き起こす
首の骨(頸椎)と腰の骨(腰椎)は、脊椎を通じてつながっています。
ストレートネックによって頸椎の神経が圧迫されると、手のしびれだけでなく、脊髄を通じて腰や脚にも影響を与え、腰痛・足のしびれの坐骨神経痛の悪化といった症状が出ることがあります。
ストレートネック&腰痛を同時に予防&改善する方法
1.姿勢を正す
スマホ・PCは目の高さ(うつむかない!)
椅子に座る時は骨盤を立てて、背筋をリラックスさせながら伸ばして座る意識を持つ(猫背を防ぐ)
2.簡単ストレッチで首・肩甲骨をリセット!
A 首の後ろを伸ばすストレッチ
骨盤を立てて背筋を伸ばして座る
顎を軽く引いて、ゆっくり下を向く
両手を後頭部に軽く添え、首の後ろをじんわり伸ばす(10秒キープ)
B 肩甲骨をほぐすストレッチ
両腕を背中側で組み、胸を開くように伸ばす
肩甲骨を寄せるように意識(10秒キープ)
C タオルを使ったストレッチ
タオルを首の後ろに回し、両端を持つ
まっすぐ前を向きながら、タオルを軽く上に引き、顎を引く(5秒キープ×5回)
D背中のストレッチ
両ひざと両手を床につき、猫の背伸びの姿勢で背中を伸ばす(5秒キープ×5回)
E腰のストレッチ
立位で腰の前屈と後屈をする(前後各5秒キープ×5回)
股関節の伸脚運動(左右5秒キープ×5回)
仰向けになり、方側ずつを胸に胸に抱える(左右10秒キープ×5回)
※反動をつけないように心がけてください
F体幹を鍛えて姿勢を安定させる
ドローイン(お腹をへこませる呼吸法)でインナーマッスルを意識して鍛える
プランクやスクワットで体幹を強化する
適度なウォーキングで全身のバランスを整える
3.枕の高さ調整
頚椎の湾曲に沿った枕の高さを(首の自然なカーブを保つ)バスタオル(大小2組)を使って高さを調整してみる。
仰向けで膝裏にクッションを入れ、軽く股関節と膝を曲げて寝るのがおすすめ!
まとめ
ストレートネックは首だけの問題ではなく、腰痛や骨盤の歪みにも影響を与えます。
・正しい姿勢を意識する
・ストレッチで首&腰をほぐす
・体幹トレーニングで姿勢を安定させる
・スマホやパソコンの使い方を見直す
日常生活のちょっとした意識改善と、首と腰をセットでケアすることで、全身のバランスが整い、痛みの予防・改善につながります!
今日から実践して、健康的な姿勢を手に入れましょう!