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高齢者・熟年者『なぜ転倒しやすい?』その予防と対策の準備は早ければ早い方が良いです!
高齢者・熟年者『なぜ転倒しやすい?』その予防と対策の準備は早ければ早い方が良いです!
『なんでもないところで、つまづいて。。。』『玄関先で転んでけがをしちゃって…』
『段差があるとわかっていたんだけど足が。。。』
そのような話を親を含めた高齢者・熟年者世代から聞いたことがありませんか?
『 転 倒 』
通院程度ならまだマシかもしれませんが、入院・手術・要介護状態・寝たきりになるきっかけになりかねないケガが「転倒」です。
転ぶ人と転ばない人の違いは何?原因や対策を今回記載したいと思います。
今後の予防と対策のために最後までご覧ください。
『転倒』しないためには?
多くの方が分っている事ですが、転倒防止の為には
『運動すること』です。
でも、わかっているけど運動が出来ない方が多いですね。
また、運動以外に、バランス力のトレーニング、視力・聴力の定期チェック、家内外の転倒しにくい環境整備、医師による投薬治療の適切な管理なども防止の一つです。
転倒しやすい人と転倒しにくい人、違いはひとつ!
『日ごろから転倒しにくいカラダ作りを意識して運動をしているか?』
です。。。
そのわかっているけど上記運動等できない方は、転倒の原因を知る事からが大切なので次で転倒要因を知る事から始めましょう
転倒の一般的な要因は?
『筋力』
筋力の低下
年齢による筋肉低下
筋力低下によるバランス感覚低下
『視覚(視力低下)の問題』
加齢による視力低下
視野狭窄による、位置や障害物を認識する能力が低下
『平衡感覚の低下』
内耳器官によるバランス感覚の低下
『薬物治療の副作用』
薬による副作用が平衡感覚や注意力低下の影響
『環境要因』
家庭内外の階段や歩行する路面状況(滑りやすい床・段差・凹凸など)
家具や車止めなどの障害物
このような要因が影響し、高齢者が転倒する可能性が高まります。
高齢者が救急搬送される事故発生動作が、約80%『転倒』
転倒によるケガそして入院の多くが
『頭部外傷』
『骨折』
上記のケガで入院治療をすることにより、急速に身体機能が悪化してしまうと以前のような生活に戻るまでかなり時間を要すことになります。
転倒の内的要因とは?
・『加齢変化』
筋力低下、感覚の低下、バランスの低下、視力の低下、聴覚の低下など
・『身体変化』
起立性低血圧、不整脈、脳梗塞、パーキンソン病、認知症、めまい、変形性関節症、痛み、肥満・やせなど
・『投薬』
降圧剤、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗てんかん薬など
・『姿勢』
座位が正しい姿勢で保てているか
※座った状態で耳・肩峰・臀部が直線になっているかがポイント
・『24時間生活サイクルリズム』
高齢者は加齢とともに、体を動かしている時間よりも、臥位(寝た状態)や座位で過ごす時間が多くなっていないかなど
※1日の起床時間、臥床時間のリズムを整え、程度な運動も日常生活に取れ入れ、生活が出来ているかがポイント
※ずっと同じ姿勢は避ける(寝っぱなし、座りっぱなし、TVのみっぱなし等)」
転倒の外的要因とは?
『つまずきやすい段差・滑りやすい床』『部屋の広さ・明るさ』
高齢者の転倒しやすい場所
1位 居室・寝室※カーペットの段差や配線コード・ゴミ箱・机など
2位 玄関・勝手口
3位 廊下・縁側・通路
4位 トイレ・洗面台
5位 台所・調理場ダイニング・リビング
カーペットのわずかな段差・配線コード・ごみ箱・歩く導線など、目立ちにくい少しの段差や障害物に転倒する原因があります。
予防と対策して、
整理整頓
レイアウトの見直し※バリアフリー
手すりの設置
の対策が大切
自分の体を安全に動かすことができる環境を自分自身で確認し、自分では見落としやすいポイントもあるので、専門家にも相談する事が大切です。決めることも大切です。
居室と寝室の転倒防止の確認ポイント
・障害物の確認
ゴミ箱・配線コード・フローリングやカーペットの浮き
歩く動線の広さ、荷物の整理整頓の有無
・家具、布団、押し入れ収納
机(サイドテーブル)・敷布団・タンス・ベット下収納などの、しゃがまなければいけない動作(しりもちの転倒リスク)
・椅子(腰かけ椅子・座椅子)
腰かけ椅子・椅子に手をかけてに移動しようとする時(つかまった時に椅子が動き転倒するリスク)
・滑る可能性のある物
スリッパ・マット・床の上に落ちている洋服やタオルなど
・照明(居室・寝室・廊下)
夜間のお手洗いの時に、暗いと方向感覚を失い転倒するリスク
花月接骨院の転倒予防!
当院ではMCC(マルチ カフ ケア)でMCトレーニング(低酸素速筋トレーニング)を行っています。
転倒する時、足を素早くうごかす『速筋』を鍛える運動を行います。
どのような運動をするの?
高齢者でも短期間で手軽にできる運動方法です。
速筋を鍛えるのには筋力の65%羽状の負荷が必要ですが、MCトレーニングであれば
軽い負荷でも高齢者に安全かつ十分な効果が期待できる『速筋トレーニング』をします。
MCトレーニングとは?
筋肉を直接圧迫して血流を制限すると筋肉内が低酸素状態になり、遅筋の活動が低下します。相対して速筋の活動が多くなり高い負荷をかけなくても効率的に速筋のトレーニングが行えます。
『筋肉内の低酸素状態のトレーニングは遅筋の活動が少なくなり速筋の活動を優位』にすることができる。
成長ホルモンの分泌増加・筋力増大・筋肥大を短期間で行うトレーニングです。
また、転倒後、ケガのリハビリなども効果が認められています。
花月接骨院の思い
昨日まで元気にしていた人が、1度の転倒をきっかけに動けなくなり寝たきりに、そして
送迎の介護施設や介護施設へ入居。。。
より自立した生活をいつまでも元気に生活頂きたい!
まずは健康のために転倒予防がとても重要と考えます。
「100歳までしっかり歩ける、しっかり健康で動けるカラダ作り」
週に2~3回以上、10分間のトレーニング!
ぜひ当院でまずはご体験しに来てみて下さいね。。