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交通事故 過失割合は誰が決める？過失割合とはなに？
そもそも過失割合とは？
過失割合とは、交通事故の当事者双方にどれぐらい責任を数値で表したもので、
被害者と加害者の双方がどの程度の責任過失があったかを判断するものとして重要な役割がある割合です。
過失割合は交通事故だけでなく、様々な争い・紛争にも過失割合が存在しますが、今回は、交通事故の過失割合についてブログします。
過失割合は誰が決める？
交通事故での過失割合の決め方は、お互いに任意保険に加入している場合、当事者から事故状況情報・当事者の意向をふまえて基本的に、過去判例を基準として保険会社が過失割合を決めていきます。
しかし、過失割合がスムーズに決まる事故と、双方の意見が割れ過失割合がスムーズに決まらないことがあります。
理由としては当事者の
- 事故状況の説明が相違する
- 当事者が過失割合に納得しない
- ドライブレコーダー、目撃証言がない
などが発生したときです。
そのような場合、次の段階として
- 当事者自身の主張や証拠を提出(防犯カメラ・ドライブレコーダー・目撃者証言等)
- 事故状況の調査(事故調査会社)
- 関係者や専門家が上記の情報を検討(保険会社・弁護士・交通事故専門家など)
- 決まらない場合、裁判所にて裁判
- 過失割合決定
となります。。
上記のことから事故の過失割合を決めるのは、誰？ですか？
結論は
当事者(弁護士含む)・交通事故関係者(任意保険会社)が裁判判例基準から決める
ということになります。
そして
話がまとまらない場合、最終的には裁判で裁判所が判断し決める事になります。
※備考
上記の法律による過失割合の決定方法がある一方で、裁判に至る事にならないように保険会社独自の基準で決める場合もあります。
交通事故の過失割合が重要な理由
１．だれがどの程度の責任を持つかで重要な役割
２．過失割合は、損害の賠償額に影響する
簡単に説明すると
・責任明確を過失割合という数字にすることで、双方の責任が明確にできる。
・損害を適切補償する事ができる。
・法律的にも金銭的にも公正な解決ができる。
上記の理由から、交通事故の過失割合の正確な決定は、公正な補償の確保に重要な役割があります。
過失割合を決める時の注意点
交通事故の過失割合は、事故の関係者や警察、保険会社、必要に応じて裁判所が決定するものです。
自分が加害者でも被害者でも不利益にならないようにするために
１．証拠の情報確保
ドライブレコーダー・目撃証言の確保・事故現場の写真・警察の報告書・自動車(バイク・自転車なども)の損傷写真※（自車・相手車）
２．法律や規制
スピードや車両間隔など運転に関する法律や交通規制を守っていたこと、交通事故の原因を法的に話し合うことがたいせつ
３．事故当時の状況や現場検証
急ブレーキや信号無視、速度超過などの行動が事故の原因の有無
４．専門家の意見の参考
弁護士や交通事故の訴訟に関する専門家に相談してみることがたいせつ
専門家の意見は、過失割合の決定に役にたつことが多いです。
過失割合の存在意義
過失割合の決定は公正で透明性があるスムーズな解決のために必要です。
交通事故の被害者・加害者に対して適切な過失割合を決定するためには、当事者の
意見や証拠を十分に考慮した上で、公正な判断を行うことが重要です。
交通事故での過失割合は、公正な補償や責任の明確化する為に存在する事になります。
問題点
今でも交通事故の過失割合で、加害者が後から供述を変更したりする理不尽なケースも存在します。
また、明らかに加害者の過失が大きいのに「ゴネる・認めない」などで、過失割合がスムーズに進まない事もあります。
このような事で加害者に「ごね得」させないように、ドライブレコーダー・目撃者の確保等、しっかりと慌てずに忘れないようにしましょうね！
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