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『スポーツの秋』です!スポーツ障害の予防と対策で楽しくスポーツ!
スポーツの秋ですね!とても運動しやすい時期になってきました。
スポーツを日々頑張っている方にはもちろんスポーツ障害が起こるリスクは聞いたことはあると思いますが、しかし急にスポーツを始める方にも、スポーツ障害からくる体の痛みが発生するリスクがあります。まずスポーツ障害が起こらないようにする為の予防と対策について記載してみたいと思います。
スポーツ障害の起こる原因
スポーツ障害は、記述通り『スポーツ活動中に起こる怪我や障害』のことです。
スポーツ障害は、アスリートだけでなく、急に運動を開始したりする一般の人々にももちろん起こる怪我や障害です。
スポーツ障害と言われるケガの種類
- 捻挫
関節周囲の靭帯が過度に引っ張られることで発生し、腫れ、痛み、運動制限等
- 挫傷
筋肉や腱の損傷によって引き起こされ、痛みや筋肉の緊張等
- 骨折
外力により骨が折れるケガ。反復性骨刺激・筋緊張性刺激による疲労骨折等
- 腱炎(腱鞘炎・筋膜炎・筋炎)
腱・筋等の炎症であり、過剰な使いすぎや運動中の反復的な動作によってケガ。
- 疲労(筋肉・骨膜)
筋肉の疲労により、筋肉痛がおこり筋肉のパフォーマンスが低下する障害。
スポーツ障害の要因
- 過度の負荷とトレーニング不足
運動の過度な負荷やトレーニング不足による筋肉や関節に過度なストレスが加わる要因。
- 休息姿勢や運動姿勢
運動中の休息姿勢や競技中に正確な動くための姿勢の崩れで、関節や筋肉に不必要な圧力がかかり障害が発生する要因。
- 突発的な外傷
スポーツ中に事故や外傷(転倒、衝撃、強打、捻転)
- 筋力不足
筋力不足による、筋肉のサポートが不足で、関節や組織に余分な負担がかかる要因
- 過度の運動負荷と反復運動
必要以上の負荷運動、同じ運動動作を繰り返すことによって、特定の筋肉や腱に過剰なストレスがかかる要因
- 合っていないスポーツ用品や使用方法
身体に適切なスポーツ用具でない場合や間違った使用方法
- 疲労
運動中に十分な休息を取らずに疲労が蓄積、放置により筋肉や靭帯に負担をかける要因
- 個人の体質
個人差(体格)・ルールによっては、技術・努力で埋められない不向きなスポーツ要因
スポーツ障害の予防と対策
- ウォームアップとクールダウン
スポーツ活動前に適切なウォームアップと、活動後に筋肉をゆっくり冷やすクールダウンを行うことが重要です。
- 適切な装備
スポーツに適した適切な用具(靴やユニホーム・スポーツ用品等)事故や怪我から身を守ります。
- トレーニングとテクニック
正しいテクニックとトレーニングを受け、運動中の姿勢や動きに注意を払います。
- 休息とリカバリー
過度の運動や疲労を避け、適切な休息とリカバリータイムを確保します。
- 適切な栄養と水分補給
栄養バランスのとれた食事と適切な水分摂取は、スポーツ障害の予防に役立ちます。
- メンテナンス
スポーツ障害は、スポーツによる体の筋肉・関節・ストレス等の負担を軽減させるメンテナンス防策を取ることでリスクを軽減することができます。
まとめ
スポーツ障害を予防するためには、まず、運動を行う前の準備運動(アップ)・運動後の整理運動(ダウン)・調整ケア(メンテナンスケア)は必須。
そして痛みや不調が現れた場合には、早めに当院やスポーツ障害に強い医療機関の診察を受けることが大切です。
また、個人競技・団体競技様々なスポーツ活動がありますが、指導者の指導方法でも大きくケガに繋がる事も残念ながらあります。
個人の体調・能力に合った運動プログラムを指導をしてもらうだけでなく、スポーツ障害を起こさない為にも自分でも体調管理はとても重要です。
上手になりたい!勝ちたい!そのために練習量を増やすだけではなく、しっかり休養・栄養を取る事も忘れないようにしましょうね。