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膝の痛みやケガの種類、なかなか改善しない原因を改善させる治療方法について
日常生活動作での膝の痛みの原因を分類する
外傷性のものではない膝の痛みは、年齢・姿勢・体重・ホルモン・血流障害・神経痛などが原因と考えられます。
特に早い方で30代頃から悩まれる健康問題です。
上記のようにさまざまな原因が考えられますが、膝の痛みがある場合で治療をしていてもなかなか良くならないケースも良く伺います。
病院や整骨院で膝の痛みに対しては、一般的な膝の痛みの原因として、電気治療・投薬・注射、固定などの対処法をしてくれます。
しかし長い期間通院してもなかなか良くならない事も。。。
膝の痛みを和らげ改善消失させるためには、まず痛みの部位だけでなく、痛みがなかなか改善しない原因を特定し、それに対する適切な治療や対処法を行う事が必要です。繰り返す反復治療、自己診断や自己治療(民間療法)はリスクを伴うことがあるため気をつけるようにして下さい。
膝の痛みの種類
膝の痛みはさまざまな種類があり、それぞれ異なる原因や症状が関連しています。
一般的な膝の痛みの種類をいくつか紹介します。
- 外傷性(直達外力・介達外力)の怪我による原因
骨折、軟骨損傷、靭帯損傷、膝蓋腱炎、膝関節捻挫・打撲・脱臼などが含まれます。
- 関節痛
膝関節の炎症や病気によるもので、関節炎や関節腫瘍が原因です。
この痛みは、腫脹、疼痛、炎症、熱感、発赤、可動制限があります。
- 筋肉・腱の痛み
膝周りの筋肉や腱に問題があり、痛みが発生することがあります。
膝蓋腱炎、腸脛靭帯炎、鵞足炎、オスグット、筋肉痛などが含まれます。
- 骨の痛み
膝の骨自体に問題がある場合、骨の痛みが生じます。
離断性骨軟骨炎、棚障害、骨折、剥離骨折、骨壊死(骨の一部が死んでしまう状態)、骨腫瘍、変形性膝関節症、半月板損傷、などがあります。
- 過度の動作による痛み
長時間の立ち仕事やスポーツ活動などの過度な負担により、膝に痛みが生じること
があります。軟骨の摩耗や膝の組織に対する長期的な挫滅ストレスに関連しています。
- 神経痛
膝周りの神経に問題がある場合、痛みやしびれが発生することがあります。例えば、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群などの神経痛が膝周囲の痛みを引き起こすことがあります。
上記のような膝の痛みの種類は、それぞれ異なる症状となりますので、治療も異なります。そのような事でただ単に『膝が痛い!』では、正確な治療を受ける事が出来ないので、治療が長期化してしまう事になってしまいます。膝の痛みを早期快復させる為には、正しい検査と診断を受け、その原因症状に適した治療を選択する事が大切です。
通院していても膝の痛みが持続する場合、是非セカンドオピニオンとして、当院にご相談頂ければと思います、改善しない膝の痛みには適切な治療プランを立てることが重要です。
膝の痛みの治療方法は?
膝の痛みの治療方法は、その原因や症状に応じて異なります。
- 保存療法(固定・挙上・圧迫・アイシング・温熱療法等)
急性の膝の痛みや腫れがある場合、最初に休息し、膝に氷等を当てる(アイシング)ことで症状を鎮痛・軽減させることができます。アイシングは膝周囲の患部に20分間程度を限度し、痛みを誘発する動作を制限する為に安静固定、必要に応じて圧迫や挙上を行いましょう。
その後の温熱療法は、血液循環を促進し、組織修復の促進を促します。。
- 薬物療法(鎮痛薬)
痛みを軽減するために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛剤や鎮痛消炎剤(湿布)で症状を鎮痛・軽減をさせます。
炎症が原因の場合、抗炎症薬が使用されることがあります。
また、進行性の軟骨損傷などは、軟骨修復薬や関節内注射も考慮されることがあります。
薬での治療は副作用の可能性がある為、医師の指導(病院受診)は不可欠です。
- 物理療法
物理療法は、電気治療機器を使用し鎮痛・軽減をさせる事が出来ます。またトレーニング機器等で筋力を強化、柔軟性を改善することもできます。
但し、病院で理学療法士、柔道整復師のリハビリ治療や運動療法、ストレッチ、電気療法、ウェイトトレーニング等を基本とし、民間の電気治療機器やトレーニング機器は専門家に確認してから使用するようにして下さい。。
- 装具(サポーター・包帯固定)
膝を安定させるために、サポーターや装具(膝サポーター、バンテージ、包帯など)を使用します。これらは膝を安静固定し、動作時の痛みを緩和することに役立ちます。
こちらも安易に薬局や通販で購入せず、医師や柔道整復師の専門家に確認してから使用するようにしましょう。
- 注射療法
膝の痛みに対して、ステロイド注射やヒアルロン酸注射で治療し炎症・鎮痛・滑走障害を軽減し、痛みを緩和する治療となります。
強い痛み止め注射による対処療法なので、医師と相談しながら治療方法を選択していきましょう。
- 外科手術
重度の外傷や変形の場合、外科手術を選択します。例えば、膝の靭帯修復、軟骨移植、人工関節置換手術・膝関節鏡手術などに分類されます。
- 体重管理
体重が膝への負担を増加させることがあるため、体重管理も治療方法の一つとなります。適切な食事と運動で体重を管理することが痛みの軽減に繋がります。
膝の痛みの治療は、その原因や症状の重症度によって異なります。
一般的な膝の痛みの治療方法をいくつか紹介しましたが、まず外傷原因でも反復原因でも、『膝が痛い』と思った時は、必ず病院や接骨院、整骨院に受診して下さい。
個別の症状に合わせた正しい治療計画、治療方法をしていく事が大切です。
花月接骨院での膝の治療は?
当院では、問診時になかなか改善してこなかった膝の痛みに対して
- 発症時期
- 痛みの動作の確認・検査
- 今までの治療歴や固定装具等の確認
- 日常生活動作や環境
- その他の疾患の確認問診
を行い、患部だけが原因なのか?患部以外にも原因はあるのか?などを精細に確認して
痛みが改善しなかった原因を見つけ出して、治療方法の選択を行い施術していきます。
施術方法の種別は、ホームページにご紹介してありますのでご参照ください。
まとめ
治療は、しっかりと原因を見つけてその膝の痛みの症状に対して適切な治療方法を選択する事が大切となります。
膝蓋靭帯炎・オスグット・鵞足炎・変形性関節症・膝関節捻挫・内側側副靭帯損傷・内側半月板・外側半月板・前十字靭帯などで、なかなかよくならなくてお困りの方は、お問い合わせの上一度ご来院してみて下さい。出来る限りのお役に立てればと思います。
長年の膝の痛み、改善しない膝の痛み、繰り返す膝の痛みを解決して、楽しい日常生活やスポーツ・旅行などしましょう!