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2023の夏も要注意!熱中症について知っておくべき豆知識と予防対策
今年も暑いぞ!日本の夏!万が一の熱中症に備えての豆知識!
2023年の日本の夏の暑くなりそうです。
今回は熱中症の豆知識として
1.熱中症とは?
2.熱中症の予防?
3.熱中症の応急処置は?
4.熱中症を防ぐためには?
をまとめてみました。
さいたま市も埼玉県の暑い(熱い)有名地点『熊谷市』に負けずに熱くなっています。さいたま市在中の皆さん、また日本全国各地の皆さん、今年の夏も暑さに負けずに健康に過ごせるようにしていきましょう!
熱中症とは何か?
熱中症とは、『高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できない事で生じる様々な症状』の総称です。
熱中症にかかっている危険性がある症状チェック!
◇めまいや顔のほてり
◇体温が高い、皮膚状態の異常
◇歩行異常※ふらつき等
◇筋肉痛やけいれん
◇呼びかけに反応鈍麻
◇自力で水分補給困難
◇体のだるさや吐き気
◇発汗異常
◇話し方異常
重要!
もし上記のような症状があり、『熱中症』かもしれないと思った時は、
◇塩分、水分補給を行い、涼しい場所で安静にして休息をして体温を下げるようにしてみましょう!
◇症状が改善しない、不安を感じた時は、迷わずにすぐに医療機関へ相談、もしくは救急車を呼びましょう!
熱中症のメカニズム
熱中症は、体内で生産された体熱をうまく体外に逃す事が出来なくなる事で発症します。
体内生産の熱を体外に排出できなくなる⇒体が高温状態になる※発汗が出来なくなる⇒どんどん体内に熱が蓄積され体温上昇が起こる
⇒熱中症
となります。
特に体温調節機能が十分に発達していない子供や脱水症状が進んでもわかりにくい高齢者は注意が必要です。
また、常に室内勤務で暑さ慣れしていない成人も熱中症になりやすいので注意が必要です。
さらに突然の暑さに慣れるまで、数日~数週間かかるので、睡眠不足・疲労気味・ストレスなどで体温調節を行う自律神経のバランスに
不調を感じる方も特に注意が必要です。
熱中症が起こりやすい条件?
熱中症が起こりやすい条件は大きくまとめて3つ『環境・身体の状態・行動』あります。
1.環境条件
◇気温が高い
◇湿度が高い
◇風がない
◇強い日差し
◇閉め切った室内環境
◇エアコン・扇風機がない
◇急に暑くなる日※温度差
◇熱波の時期
2.体の状態
◇高齢者、乳幼児、子供
◇肥満、虚弱体質
◇体に障害の抱えている方
◇糖尿病、心臓病、精神疾患等
◇低栄養状態
◇低酸素状態
◇脱水状態※風邪気味、腹下し等
◇体調不良※二日酔い、睡眠不足等
◇更年期(自律神経不調)
3行動
◇激しいスポーツ
◇なれない作業
◇長時間の屋外作業
◇水分補給しにくい作業
◇劣悪環境の場所での作業
◇長時間の単調作業
上記の条件に当てはまる状況下は、熱中症になりやすいので注意しましょう!
WBGT(暑さ指数)とは?
WBGTは、熱中症リスクを判断する数値として、運動時や作業時、日常生活での指針として活用されています。
暑さ指数に応じて注意事項が示されます。夏季には、気象庁に基づいた全国840地点の実況値や予測値が『環境省熱中症予防情報サイト』で公開されています。
環境省熱中症予防情報サイト⇒https://www.wbgt.env.go.jp/
WBGTをチェックして活用し、日常生活や運動時の熱中症対策を心がけてみて下さい。
WBGT(暑さ指数)
31℃以上⇒危険
20~31℃⇒厳重注意
25~28℃⇒警戒
25℃未満⇒注意
『熱中症警戒アラート』を活用して予防!!
環境省では、暑さへの気づきを呼びかけ、国民に暑さを避ける事や水分を取ることなど適切杏予防行動を効果的に促す『熱中症警戒アラート』を発表しています。
熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される際に暑さ指数をもとにしています。
熱中症警戒アラートが発表された時の行動は?
◇熱中症のリスクの高い方に声をかけましょう
子供・高齢者・持病のある方・障害者・自律神経に不調のある方等は特に声をかけるようにしましょう
◇外出は出来る限り避け、熱さを避けましょう
熱中症の予防は暑さを避ける事が重要です。室内でエアコン等を利用して体調を整えましょう
◇熱中症予防行動を守りましょう
水分補給・涼しい服装・休息・栄養補給・室温調整など心がけましょう
◇WBGT(暑さ指数)をこまめに確認しましょう
時間帯・場所で大きく指数は異なるので注意しましょう
◇外での運動、行動は原則中止、延期の勇気ある決断をしましょう
WBGT次第では、熱中症をおこすリスクを避ける事も大事な判断です。無理して体調を壊してからでは復調するまで大変です!
日常生活の予防と対策
熱中症の予防と対策は、正しい予防方法を知り、普段から気をつける事で防ぐ事が出来ます。
初夏や梅雨明けなど、体が熱さに慣れていない時に気温上昇する時は特に危険時期となります。
昨年大丈夫だったからではなくて、2023年もこれからも無理せず徐々に片田を鳴らすことが大切です。
対策1 水分補給・塩分補給・快適な睡眠環境
対策2 気温と湿度を気にする・室内を涼しく・衣服を涼しく
対策3 外出時には水筒・休憩を取る・熱中症指数を気にする
熱中症の応急処置
熱中症を疑う場合
1.呼びかけ反応なし又は混濁⇒すぐに救急車を呼びましょう
2.呼びかけ反応あり⇒涼しい場所に移動、服を緩め体を冷やす
3.避難後自力で水分補給が出来ない⇒すぐに医療機関へもしくは救急車
4.避難後自力で水分補給できる⇒さらに水分・塩分も補給する
5.補給後症状が改善しない⇒速やかに医療機関へもしくは救急車
6.補給後症状改善した⇒そのまま安静・休養・回復したら付き添いのもと帰宅
熱中症を防ぐために!要注意!
◇高齢者の場合
室内でも熱中症にかかりやすいのが高齢者!体の熱を周囲に逃す熱放散能力が徐々に衰えてくるからとされています。また温度に対しての感覚も水分減少の感覚の感覚も低下してくることが原因とされていますので、室内にいても時間を決めて、室内温度チェック、定期的な水分補給をしましょう。※睡眠中も脱水症状になる事もありますので枕元でも水分補給が手軽にできるようにしておきましょう。
◇子供の場合
体温調整機能が十分に発達していないので、大人よりも熱中症にかかりやすいです。一致署に行動する時は、顔色や汗のかき方、しゃべり方などをしっかり観察しましょう。涼しい場所での休憩、十分な水分補給、適度な塩分補給は必須です。さらに対策として、飲水学習、暑さ慣れ、服装選びなども大切です。
また幼児の場合は大人よりも熱された地面に頭が近いので、幼児は大人よりもさらに高温の環境下にいると知っておきましょう。
通常気温は150CMの高さで計測しますが、例として都心の気温が32.3℃だった時に、幼児の伸長50CMでは35℃超とのデーターがあります。つまりベビーカーで日よけをしていても暑い環境下にいる事となりますので、注意して下さいね。
◇スポーツ時
WBGTを把握して、安全を考え適切な運動時間・休憩・水分補給を行うようにしましょう。
特に7月8月時期に運動をさせる指導者は、必要以上に休憩・水分補給を心がけ、スポーツ中における熱中症事故を起こさないように心がけましょう!心がけたい対策として、集合時に、事前に睡眠時間確認・食事摂取確認・当日の体調確認などを行い、その個人(大人・子供)がスポーツをする事に適切かどうか?の判断をすることは、指導者としての是非が問われる管理対策となります。
まとめ
熱中症どこどこで○○人!救急搬送車○○人!スポーツ中に子供が○○人搬送!などすでに今年もニュースになっていますね。
熱中症に対して、特に集団行動をする場合、指導者もすべてを把握する事は難しいかもしれませんが、事前にそのチームごとに
予防ルールを決めて置いたり、また個人でも自分の体調把握したり、体力過信したりせずに、常に水分補給・睡眠・栄養など気をつけていけば、熱中症対策になるのではと思います。
特にコロナ明けの夏休み、知らない間に免疫力も低下していたり。。。
熱中症対策をしっかりして、暑い夏も楽しく過ごしていきたいですね!!