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転倒防止!100歳まで自分で歩行する!リモートによる足腰の弱化対策の運動療法開始!
運動の重要性
身体活動量が多い者や、運動を定期的に行っている方の、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低い点。
身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことは、厚生省HPでも健康日本21(身体活動・運動)で認められています。
参考厚生労働省HP 健康日本21(身体活動・運動)
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html#A21
なぜ高齢者の転倒が多くなってしまったのか?
ひと言でいえば介護保険制度と、その介護施設の過剰供給・過剰サービスになり始めていることが原因とされています。
本来、介護保険制度の基本理念は「自立支援」、 すなわち、 高齢者が自らの 意思に基づき、自らの有する能力を最大限活かして、自立した質の高い 生活を送ることができるように支援することである。 そして、この理念 の実現のために、①サービスの改革、 ② 在宅ケアの推進、 ③地方分権の 推進を主な政策目標なのですが。。。
現代の高齢化による社会情勢、一昔前は、医療施設に歩いてきていた高齢者達が、介護施設に自分の力で歩ける方も車での送迎が行われています。足腰が弱くなってしまい転倒のリスクの高い方には送迎は必要だと思いますが、自分で歩行出来る方を送迎し介護施設で運動?これは歩行距離、歩行運動能力は間違いなく低下してしまうので、歩行時の転倒原因とされています。
運動低下大問題!一般人の運動嫌い?リモートワーク?医療費介護費の増加!
皆さんも運動をすることは健康の為に必要であることは理解していますよね?その為、フィットネスクラブ、スポーツクラブを利用し健康を維持しようとします。しかし利用率は実は日本人の約3%にしか満たしていません。
コロナ禍において、サラリーマンの通勤が無くなり歩行する機会が失われています。高齢者もコロナ対策として不要な外出旅行・外出を控える為に歩行運動も機会を失うことになりました。運動不足による健康被害は、免疫力低下による病気率UP、少子高齢化による医療費・介護費は年々増加傾向しています。
増加しているサルコペニア&フレイル、そして要介護状態に至る訳
サルコペニアとは、最近耳にしたいる方は多くなっていると思いますが、運動不足から引き起こされる【加齢性筋減弱症】のことです。
サルコペニア症状
・筋力の低下、身体機能低下(筋肉量減少・転倒・歩行困難・嚥下障害等)
・基礎代謝の低下(体温低下による各種疾病の発生・免疫力低下)
・血行不良(肩こり・腰痛・膝痛・足の痛み・手足のむくみ)
・栄養摂取不良(タンパク質合成低下・免疫機能低下)
・口腔内疾患(歯周病・歯牙の減少・認知症発症)
フレイルとは、高齢者の身体機能・認知機能が低下して、虚弱となった状態をフレイルと呼ばれ、【要介護者予備軍】とされています。
フレイルとは、健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートの必要な状態)の中間の状態として、日本老年医学会が2014年に提唱しました。
フレイルの3つ症状とその要素
・動作が遅くなったり転倒しやすくなる⇒身体的要素(サルコペニア・ロコモティブシンドローム)
・認知機能障害やうつ病・精神や心理的な問題をかかえる⇒精神的要素(うつ・認知症)
・一人住まいの孤独孤立、経済的困窮等の問題⇒社会的要素(孤独・閉じこもり)
多くの高齢者は、健常な状態から運動不足等で筋力が徐々に衰え【サルコペニア】となり、さらに動けなくなることにより【フレイル】となり要介護状態に至る訳です。
運動不足が引き起こす健康被害、健康寿命を縮めていることが原因で、日本の医療費・介護費を引き上げているのならば、運動をする事しかありません。
加齢に伴う身体機能の衰えは不可逆的なものですが、適切な介入介助・運動がなされれば、要介護に至る事が予防でき、健常な状態を取り戻す事が出来ます。
【サルコペニア】【フレイル】の状態を早期に発見し、早期に対応する事で要介護状態に至るのを防ぎ、健康寿命を延ばすことが出来るようになります。
花月接骨院が提案する【転倒防止!100歳まで歩ける運動療法】とは?
筋肉は、遅筋(赤筋繊維)と速筋(白筋)の2種類の筋繊維が混ざり合って構成されています。遅筋とは大きなパワーはないけど持続的に運動を続ける事が出来る筋肉、速筋とは、瞬時に大きなパワーを出す事が出来る筋肉だけど、持続力がない筋肉となります。
転倒防止のメカニズムに関しては、歩行は、遅筋(赤筋繊維)優位で姿勢をキープしながらゆっくり活動し歩行運動を行いますが、バランスを崩し転倒しそうになった時に、瞬時に動く筋肉は速筋(白筋繊維)優位運動となります。なので転倒防止には速筋(白筋繊維)が、重要ということになります。※もちろん体を瞬時に動かすためには弱い力だけど関節を支える遅筋(赤筋繊維)も転倒防止の為重要です。
当院では転倒防止の為には、遅筋(赤筋繊維)を鍛えるEMS治療・速筋(白筋繊維)を鍛えるMCトレーニング(低酸素運動)治療を行います。
【サルコペニア】【フレイル】の高齢者から、リモートワークで足腰が弱くなり始めている青壮年世代まですべての方が対応できる運動療法です。
最近足腰が弱くなってきたかなと気になり始めている方は、是非相談体験しに来てください。健康寿命を延ばして、整形外科・接骨院・整体の治療ケアのいらない体作りしましょう!