ネット予約 メール相談 メリット
LINE 初診予約 TEL

交通事故でむちうちになってしまったら?知っておくべき交通事故治療の知識! さいたま市の交通事故治療を専門的に施術する花月接骨院! | さいたま市緑区・さいたま市南区・浦和区 花月接骨院

お問い合わせはこちら

Blog記事一覧 > > 交通事故でむちうちになってしまったら?知っておくべき交通事故治療の知識! さいたま市の交通事故治療を専門的に施術する花月接骨院!

交通事故でむちうちになってしまったら?知っておくべき交通事故治療の知識! さいたま市の交通事故治療を専門的に施術する花月接骨院!

2022.09.29 | Category:

むち打ち

『むちうち』とは? 交通事故でのけが。。

『むちうち』とは、主に自動車による交通事故によって、首が大きく鞭のようにしなり、その結果起こった首周りに出現する痛みの症状を総称した呼び名です。『むちうち』は、正式な傷病名というわけではありません。『むちうち』の正式な傷病名は『頸椎捻挫(けいついねんざ)や『頸部挫傷(けいぶざしょう)』『外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)』となります。

また、スポーツ・日常生活等でも転倒等で予期せぬに首が大きくしなり首に負担がかかった時になどにも『むちうち』は起こります。

 

交通事故むち打ちケガ

『交通事故でむちうちになってしまったかも』

交通事故で首に違和感を感じた場合、痛みが軽症・重症問わず、むち打ちの可能性があります。早期に医療機関で検査を行い、治療開始した方が間違いありません。交通事故にあった時、直後はとくに大きな怪我をしていない・痛みを強く感じないと思っていても、後々から首や肩に痛みを感じてくることが多くあります。1~2週間経過後に病院に行って、むちうちと診断されても、交通事故から日数が経過してしまうと、交通事故との因果関係の証明が難しく、自賠責保険でのむちうちの治療が出来ない場合がありますので注意して下さい。

 

むち打ちの症状

むちうちセルフチェック

・交通事故(車・バイク・自転車)で追突・前突・横突・接触等

・交通事故(バイク・自転車・歩行)で、車に撥ねられた、接触転倒

・スポーツや日常生活等で、予期せぬ転倒

・スポーツや日常生活等で、頭部を強打

・首を動かすと痛い

・首や肩や背中に張りや違和感を感じる

・頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、倦怠感、頭重感、眼のかすみの症状がある

・手に痺れ(握力低下)や違和感がある

・発熱や息苦しさを感じる

・なんとなく首や肩や全身に違和感

・事故当日ではなく、数日後に上記症状を感じ始めた

上記に当てはまる項目がある場合、むち打ち症の可能性がありますので、自己判断や自己治療ではなく、速やかに医療機関の受診・検査・相談をして、適切な治療をお勧めします。交通事故でのお怪我の場合、正確な診断と治療が大切となります。

 

むち打ち治療期間

『むちうちに治療は必要?むちうちで治る迄どの位の期間、通院することになるの?』

むちうちの治療は、もちろん痛みが軽症・重症問わず必要です。後々に、なかなか改善しない筋肉の張りや違和感、痛みやしびれなどの後遺症で困ってしまう可能性もあります。交通事故にあってむちうちになってしまった場合、自己判断せずにしっかりと完治に向けて治療計画を立てて通院治療をするようにした方が間違いありません。

そのむちうち症状が、どのような状態でケガをしたかケガをする前の身体の状態、日常生活環境(仕事・運動)等で、通院期間や通院間隔などには個人差が生じます。

むちうちの通院期間と通院頻度の目安

むちうちの通院期間の目安は、治療について一括対応して下さる保険会社のお話では、通院期間の目安として言われるのが、「DMK136」という言葉があります。DMK136は、Dが打撲で1ヶ月、Mはむちうちで3ヶ月、Kは骨折の6ヶ月が通院期間の最近の目安基準となっています。軽度のむちうち症状なら通院期間は、症状改善して経過観察治療を含め3ヶ月程度、目安は月に10回~15回程度が平均と言われています。

但し、打撲DもむちうちMも症状に応じて、必ずしも『DMK136』に該当し適切な治療期間とは一概に言えないことも多々あります。通院期間は、通院先の医師の診察判断(症状固定時期)・症状の状態(症状快方方向か)をみながら、保険会社担当様を含め相談しながら通院するのが『DMK136』は関係なく、しっかりと完治に向けて一番適切な治療が出来ると思います。

症状固定までの通院期間の目安

もし、むちうちのために通院していてもなかなか治らなかった場合、「症状固定」と医師判断となります。症状固定とは、もうそれ以上治療を続けたとしても、大きく症状の改善が見込めないということを意味しています。なので、これ以上通院を続けても治る可能性が低いから、症状固定として後遺症診断を受けて治療を終了しましょうと、一定の期間(3~6か月)が過ぎると保険会社から提案があります。

治療費を抑えるために言われることが多いため、今の症状状態で症状固定として後遺症の診断書の作成に進んでも良いのかどうかは医師と柔道整復師と相談し、決めましょう。基準期間内に症状状態にあわせてしっかりと通院施術を行いしっかりと治るのがするのが好ましい通院頻度の目安と考えて下さい。

※むちうちの場合、症状固定までの通院期間の目安は3ヶ月とされていますが現状後遺症認定は難しいと思った方が良いでしょう。

※症状固定として後遺症診断に進もうとした場合、交通事故専門の弁護士に相談した方がBESTです。

 

むち打ち症状固定

☆治すために重要な事は。。。

交通事故でケガした内容・部位に問わず、症状固定の判断は医師が行う事が原則です。加害者側の保険会社から症状固定を打診された場合には、その場で応じず、まず主治医に相談して下さい。医師の意見書・診断書により治療期間の延長など、有利に交渉できる可能性が高まりますので、保険会社の担当様に通常だと3か月とか6か月など言われても、人間の身体を治すのには、部品交換という訳にはいきません。後遺障害診断はあくまで治療終了の一つの区切りであり。『DMK136』はあくまでも一つの治療の基準として考えておくのが良いかと思います。

 

むちうち通院

『むちうち』の通院先と治療方法は?

『むちうち』での通院先は、整形外科と、接骨院の2つが選択肢になります。交通事故にあった時、整形外科のある病院に行きレントゲン検査等を行い、医師に交通事故のケガであるという診断を頂けなければ自賠責保険治療の適応になりません。もしくは接骨院に行き、検査病院を紹介してもらいその後、整形外科の診察と接骨院の施術という形になります。

通院先が整形外科

むちうちで整形外科に通院する場合、診断書作成、医師にしか扱えない検査、処方箋などがあります。その後の治療は、痛み止め等の投薬併用、リハビリ施設が併設されている整形外科の場合、そのまま整形外科にリハビリ通院する事が出来ます。

通院先が接骨院

接骨院は医療機関ではなく診断書が出せないため、当院のように医療機関と連携の取れている接骨院を選択する事をお勧めします。低周波や干渉波しかない、マッサージという手技治療しかできない接骨院を最初から選ぶのはおすすめしません。接骨院でリハビリ施術を選択する場合、整形外科での治療とは違った方向からのアプローチがしっかりできる事、担当者が選任して担当してもらえる接骨院に通院することが良いと思います。

 

むち打ち治療相談

むちうち治療の打ち切りとは?打ち切り連絡が来たら?

交通事故でむちうちになったとしても、いつまでも治療費を出してもらえるというわけではありません。どのような怪我を負ったかにもよりますが、むちうちの場合、『DMK136』都合により、軽度の場合は3ヶ月、重症でも半年を目安に通院期間を過ぎたと治療費を打ち切られてしまう可能性があります。

むちうち治療で打ち切りにならないようにするポイント!

交通事故で怪我を負った方の通院期間が長引けば長引くほど、保険会社が支払う治療費・慰謝料が多額になります。そのため、治療のために通院する期間の目安を決めています。それがDMK136です。あくまでも目安ではありますが、この期間を超えると保険会社から症状固定の話が出やすくなります。うちきりの話が出た場合は、下記のポイントに注意をして、ご自身が納得できる体の調子迄しっかり治療ができると良いと思います。

交通事故保険会社対応

保険会社と冷静に対応する

治療の打ち切りについて連絡通知があっても、慌ててしまうのではなく、保険会社には冷静に対応し、必要に応じて通院期間の継続を訴えるようにして下さい。保険会社と話しても改善できなければ、通院先の医師に相談し、まだ治療が必要かどうか意見を求めたり、通院期間の延長について弁護士に相談するという選択肢があります。※自分の任意保険に弁護士特約がある場合、利用すれば保険会社交渉や示談交渉にあたり弁護士費用が掛かりません。また弁護士特約を利用しても自動車保険料は上がりません。2022年現在

むち打ち通院方法

1〜5回程度通院する

実際に通院を続けている実績も大切です。週1~5回程度は通院を続け、現在日常生活でどのような不具合や不調があるのでまだ治療が必要との説明が出来るようにしておくのは大切です。前回の通院から1ヶ月経ってしまったようなケースや、月に1回や2回程度の通院では、治療が必要なの?という話が出てきてしまい、保険会社側がもう治療は必要ないのでは?となり、治療を打ち切られる可能性があります。

適切な治療を受ける

治療を打ち切られないためには、適切な治療を受ける必要もあります。適切な治療とは、具体的には整形外科での医師の診察・接骨院の場合、単なる慰安的マッサージ治療以外のリハビリ施術です。接骨院での治療を適切な治療と見なしてもらうためのポイントは、接骨院へ行く前に整形外科で接骨院に行きたいことを相談し医師の許可を得ること、同時に整形外科にも月1回以上通い続けることです。

自身の健康保険に切り替える

交通事故は自賠責保険を利用し治療する事が原則です。仕事中のケガは労働災害保険が原則です。しかし自動車事故の場合、過失割合等の観点で打ち切り等の話が出た場合、保険会社担当と話し合い、自身の健康保険を利用して治療を継続する事も可能ですので、まずは相談してみましょう。但し自身の保険組合に、「第三者行為による傷病届」の届出が必要です。届出がすぐに出せない場合は、早めに電話でその旨を相談し、届出を出せるようになったら早めに出すようにすれば大丈夫です。ただ、健康保険を利用すると診断書や診療報酬明細書を書いてもらえない可能性があるため、あらかじめ通院先の医療機関に相談してからにしましょう。

 

むちうち治らない

通院中の病院や接骨院でむちうち症状がよくならない時、不安を感じた時はどうすれば?

むちうちの治療は、すべての病院や接骨院で同じ治療ではありません。なので限られた通院期間に治療を行い完治を目指さなければいけません。人によってあるいは症状の度合いにもよりますが、単なる電気治療やマッサージ治療の通院しても一定以上治らないことがあります。ただ自宅の近くという事で、むちうち治療の通院を続けても症状がよくならない場合は、セカンドオピニオンを含めて転院も考えより良い施術を受ける事も大切です。

むちうち打ち切り

保険会社から症状固定を求められ、「後遺障害認定」を受けるという選択肢を選ぶ場合どうすれば?

後遺障害等級認定の申請手続きをする為には、まず後遺症診断書を医師に作成をお願いする事になります。後遺症認定の申請をする場合、症状固定の診断を受け、後遺障害が認定されそうだと考えられる場合に、「後遺障害等級認定」の申請手続きを開始します。なお、行為障害等級認定の申請では、審査機関に必要書類を提出しなければなりません。必要書類を提出するには、相手の任意保険会社か相手の自賠責保険会社のどちらかを経由して提出する必要があります。作成にあたり相手の保険会社に任せるのではなく、自分の依頼する弁護士を通して申請を出す方法の方が、BESTと思います。相手の任意保険会社であれば「事前認定」、相手方自賠責保険会社経由なら「被害者請求」となります。本人の手間が少ないのは事前認定ですが、申請が通りやすくなるよう対策しやすいのは弁護士作成の被害者請求です。

後遺障害等級は必ず認定されるの?

後遺障害が残存しているからと、必ず後遺障害等級認定されるわけではありません。むちうちの場合、「非該当」といってどの等級にも該当しないという判断がされる可能性が高いでしょう。医師の後遺症診断書内容・治療期間・治療日数・年齢等が大きく関係してきます。

但し、後遺障害等級認定で非該当になった場合、異議申し立ては可能ですが、『むちうち』3~6か月の治療では、かなり認定は難しいですので、後遺症認定よりもしっかりとご自身が納得できる症状固定レベルまで治療を受けられるように、保険会社に通院期間を延ばしてもらうよう交渉した方がよいこともあります。

後遺障害等級認定されるためのポイント

  • 最低6ヶ月以上の通院期間が必要
  • 医師の診断検査結果
  • 事故直後から同じ症状が継続し改善していない状態
  • 症状により家事や労働に支障がある状態
  • 自分の依頼する弁護士に後遺症申請を依頼した方がよい

 

むち打ち慰謝料

交通事故の慰謝料とは?

交通事故でケガをした場合、最終的に加害者との示談の話となります。示談とは交通事故解決に向けて金銭で解決する形となります。なので相手方の保険会社から金額が提示されるので問題ありませんが、実は保険会社の慰謝料支払い額は、適正でない可能性もあります。しっかり適正な補償を受ける為に正しい慰謝料の知識を知ることは大切な事です。

入通院慰謝料は文字通り、治療のために入院あるいは通院した期間によって支払われる慰謝料です。後遺障害慰謝料は、むちうちで後遺障害が残った際に上乗せで請求する慰謝料となっています。今回は入通院慰謝料の説明を記載しますが、慰謝料の金額は、「自賠責保険基準」と「任意保険基準」、「弁護士基準(裁判基準)」の3つの基準金額があります。自賠責保険基準、任意保険基準、弁護士基準についてそれぞれ詳しく解説していきます。

 

自賠責保険

1.自賠責保険基準

自賠責保険は車を保有運転するにあたり、必ず契約する必要がある保険で、自賠責基準は自賠責保険による基準になります。自賠責保険の1日あたりの通院慰謝料4,300円となります。但し慰謝料の計算は、通院期間と実際に通院した日数×2のどちらか少ない方金額で算出されます。自賠責基準は、最低限の補償ですので、そのため3つの基準の中でももっとも低い慰謝料計算となります。

 

任意保険

 

2.任意保険基準(保険会社基準)

任意保険(自動車保険)は、上記の強制加入の自賠責保険ではカバーしきれない部分の補償をするための自動車保険です。任意保険は強制加入ではないですが、自賠責保険では交通事故で死亡事故など起こしてしまった場合補償しきれない為、多くの人が任意保険に加入しています。任意保険基準の慰謝料の相場についてですが、保険会社によっても基準が違います。一般的には、自賠責保険基準よりは高い金額ですが弁護士基準よりは低い金額です。

むち打ち弁護士

 

3.弁護士基準(裁判基準)

弁護士基準(裁判基準)では、過去の判例を元に相場が決まっていて「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」という通称赤い本に記されている金額が元になります。弁護士基準の場合、3つの基準の中でもっとも高い金額になります。

※その他、交通事故のケガで請求できる慰謝料以外の賠償金

  • 治療費
  • 休業損害(主婦休損)
  • 通院のための費用(交通費等)
  • 入院雑費
  • 付添看護費
  • 逸失利益

※車両、携行品は物損事故の取り扱いになります

示談する前の注意ポイント!

交通事故での慰謝料以外の賠償金は、治療でかかった治療費をはじめ、通院のための交通費の請求が一般的ですが、交通事故に初めて遭遇して慰謝料の知識がない、知らないとそのまま示談してしまいのちに公開してしまう事もありますので、示談する前にはしっかりとこの慰謝料の提示は適正なのか?のチェックを弁護士に依頼相談をしたほうがBESTです。

 

むち打ち示談

示談交渉はいつ頃?

示談交渉は、交通事故治療が始まり終了した後に始まります。

  1. 事故直後治療開始
  2. 治療終了
  3. 後遺障害等級申請※申請をする場合のみ
  4. 示談の開始
  5. 示談金受け取り
  6. 示談の成立後、終了

☆重要

保険会社から提示された慰謝料の金額が適切か否かを判断することは、一般人には困難で簡単ではありません。本来受け取れるはずの慰謝料よりも低い金額で示談してしまうケースも多くあります。また、後遺障害等級の判断に対しては、不服を申し立てた場合も、医学的な証拠や法的な主張を準備することが大切です。最近は交通事故の示談に関して取り扱いをする弁護士事務所が多くなってきてますが、示談交渉や後遺障害の等級認定を申請する時は、交通事故専門の弁護士事務所に依頼相談するのがBESTです。

 

さいたま市むち打ち治療相談

まとめ

むちうちや交通事故のケガは『DMK136』の目安基準があっても、実際にその症状がすぐに治る場合もあれば、適切な治療を続けても長引く場合もあります。そして骨折や入院するような怪我とは違い、事故直後ではなくむちうちになっていることが分らず、数日後に痛みが出現する事もあることも注意することです。むちうちや交通事故のケガで接骨院に通院する時は、治療のうちきりの話や慰謝料で損をしないためにも、下記の注意してください。

・整形外科を月に1~2回定期受診する※医師の指示に従う事

・接骨院や整骨院だけの通院にならないようにする

・通院間隔があまり大きく空きすぎないようにする※最低週1回は通院

・後遺障害の認定は通院3~6か月では認定が難しい

 

花月接骨院ではどのようなむちうち対応が?

当院では、年間数多くの交通事故でむちうちになってしまった患者様やスポーツでむちうち外傷で多くの患者様が来院されています。

治療に関しては、当院HPの交通事故治療にさらに詳しく記載してありますのでそちらをご参照下さい。万が一の交通事故に遭遇してむちうちになってしまった時には、お気軽に治療の相談をしてくださいね。

交通事故治療・むちうち治療