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足底腱膜炎(足底筋膜炎)とは?なかなか痛みが治らない足底腱膜炎を改善させる為のチェック項目と治療!
足底腱膜炎と足底筋膜炎の違いは?
足底腱膜炎と足底筋膜炎の違いとは何ですか?とよく聞かれるご質問ですが、厚生労働省の保険病名では『足底筋膜炎』で、整形外科学用語集(第8版)では『足底腱膜炎』となっています。
学術的には『足底腱膜炎』が正式用語とされています。簡単に言えばどちらも同じ症状という事です。
足底腱膜炎の痛みは、どのような痛み?
ひと言で書くと書いて字の如く『足の裏の痛み!』です。特に「起床後の最初の一歩の痛み」・「座位より立ち上がり急に歩き出すと痛む」「押すと痛む」といった症状。慢性化すると、かかとの骨に骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲのような突起ができて炎症が強くなり、さらに痛みが悪化し痛みがなかなか改善せず、患者様を悩ませる疾患の一つです。
足底腱膜炎の症状は?
『痛み・歩行痛・腫れ・圧痛・発赤・骨棘』が出現します。
足底腱膜が不調を起こすと、足底が地面に着地する時の衝撃吸収や蹴り出す力のバランスが崩れて、走りにくさや歩きにくさや痛みを感じます。足底腱膜炎は、足のアーチ構造を支える足底腱膜が反復運動から炎症を起こし、放置すると小さな断裂を繰り返し徐々に悪化傾向へ向かいます。その結果、かかとや足底が地面に着地した時に、足底腱膜が収縮伸長運動で痛みが出現、ウインドラス機構がうまく機能しなくなり、足を蹴り出す歩行運動に支障をきたし様々な症状を引き起こします。
足底腱膜はどのような筋肉?腱?作用は?
足底腱膜は、地面と接地する足底部にあり、踵の骨から足趾の付け根にかけて強靱な繊維状組織である腱が膜(トランポリンのゴム膜のイメージ)のように形成されていて、適度な緊張を保ち、足底腱膜が足底の土踏まず(縦アーチ・横アーチ)を保持し、歩行やランニングによる地面との接触衝撃を吸収する作用をしています。また吸収した力を蹴り出しエネルギーとしての「巻き上げ(ウインドラス)機構」の作用もしています。
足底腱膜炎の痛みの原因は?なぜなかなか改善しないの?
基本的に足底腱膜炎の痛みの原因は、『踵骨から足の指の付け根に付着する足底アーチを形成する筋肉(腱膜)に負荷がかかってしまった事・歩行姿勢・履く靴の選択・仕事作業・スポーツの反復運動・姿勢不良・体重』などがあげられます。しかしその中でも、患部の足底筋膜炎部を治療してもなぜか改善しない足底筋膜炎もあるのも実情で、お困りになられている方が多くいるのも足底腱膜炎の特徴です。
実は、改善しない原因は、『カラダの姿勢及び重心線の崩れによる骨盤後傾及びO脚姿勢』が大きく関与しています。改善しない方の多くは、知らずとして合併症として起こしている不調の『腰痛・股関節痛・腸脛靭帯炎、鵞足炎、外反母趾』などを発症していても足底部の痛みが強い事から、放置しまっていることも治らない原因となっています。
治療方法の考え方のBESTは?
患部だけが原因(器質的原因)なら、足底腱膜の炎症を鎮静させて腱膜の緊張を除去させる治療を行えば、数回もかからず良くなるのですが、それ以外に足底腱膜に負荷をかける原因(機能的原因※運動筋連鎖原因)がある場合、足底腱膜炎(足底筋膜炎)を発症させた根本原因の仮説(なぜ痛みが出たのか?)の答えを見つけなければ、完治に至る事がなかなか困難となります。
花月接骨院ではどのような治療ができる?
花月接骨院の治療は、初診時に検査を行い、器質的足底腱膜炎(足底筋膜炎)と機能的足底腱膜炎(足底筋膜炎)に分類して治療を行います。羽田野式ハイボルト・ショックマスター・微弱電療法をメインに検査結果後、適した施術を行います。
花月接骨院の施術は、足の裏(骨棘)だけが原因か、それ以外のところに原因があるのか?を検査して、その症状に合わせた施術を始めるという事です。なかなか治らない足底腱膜炎(足底筋膜炎)は、足の裏だけの原因ではない可能性があります!
すぐに治らない足底腱膜炎(足底筋膜炎)・何年も治らない足底腱膜炎(足底筋膜炎)、迷わず当院へご相談下さい。
あなたの足の裏の痛み、足底腱膜炎かもしれないチェック項目!
・偏平足・凹凸足などの足の裏のアーチの形が悪い
・足の裏が硬い
・足の裏が柔らかい
・外反母趾や
・ふくらはぎの筋肉が硬い
・アキレス腱の柔軟性が低下
・下半身の筋力低下
・体重増加傾向の方
・クッション性の悪い靴を履いている人
・陸上、サッカー、バレーボール、テニス、バスケットボール、ランニングなど踏み込み動作のスポーツをしている人
・下腿グランドやアスファルト上で運動している人
・姿勢が悪くなってきたと感じる人
・足の裏の一点に痛みを感じる人
・起床時の歩行に足の裏に痛みがある人
・椅子から立ち上がり歩行し始めた時に痛みがある人
セルフケア対策&予防対策
・運動量のコントロール
・下半身の筋力UPとストレッチ(柔軟性のUP)
・靴選び
・インソール
・テーピング
・足底筋や下腿部の筋肉の温熱やほぐしケア
など。。。
※セルフケア対策や予防対策を始める前に、まずはお気軽にさいたま市の花月接骨院にご相談下さい