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秋の味覚の王様スーパーフード【栗】を食して夏の疲労回復! | さいたま市緑区・さいたま市南区・浦和区 花月接骨院

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秋の味覚の王様スーパーフード【栗】を食して夏の疲労回復!

2022.09.24 | Category:

食欲とスポーツの秋

9月も下旬も迎え、秋の味覚がそろそろ勢ぞろいしてきますね。秋刀魚を始め、さつまいも、梨やぶどうなど。。。私は今年特に注目したいのが秋の味覚のなかでも特別な存在の「栗」。中学時代の友人がギックリ腰でたまたま来院された時に【和栗】のお店を始めた話を聞き、【和栗】に興味を持ち調べたことを、ブログを書くことにしました。

栗の種類と栄養
【栗の種類】世界で栽培されている4大栗とは?

世界には多くの種類の栗がありますが、果樹として栽培されているのは、主に日本栗(和栗)、西洋栗、中国栗、アメリカ栗の4種類。

和栗(日本栗)は、大粒・甘さ控えめ・ホクホクとした素朴な味わいが特徴。

西洋栗(イタリア・フランス・スペイン等の栗)は、やや小ぶり・果肉がしっかり・力強い味わい・皮が剥き易いが特徴。

中国栗(天津甘栗でおなじみの中国栗)は、西洋栗と同様に渋皮が剥き易い、果肉がしっかり・甘みが強いのが特徴。

アメリカ栗は、100年ほど前の「胴枯病」で激減、今では幻の品種となっていることが特徴。

栗で健康

日本の栗の品種は?

【和栗】といっても、実は多くの品種があり、収穫時期も違います。早生(そうせい)、中生(ちゅうせい)、晩生(ばんせい)に分類、品種によって収穫時期が異なります。

日本では、8月下旬より全国のトップをきって熊本県で収穫が始まり、早生(8月下旬~9月中旬頃)代表品種の「丹沢」は、甘味があり、栗ごはん向き。つやのある大粒種の「国見」は甘味が少なめ、甘露煮や炊き合わせ向き。「ぽろたん」は、鬼皮に切れ目を入れ加熱すると、渋皮も一緒に綺麗にむける新品種で大きめで黄色、香りがとてもよく甘味があるそうです。

中生(9月下旬〜10月中旬頃)には、埼玉県のお隣の茨城県、全国で最も多く栽培されている「筑波」の収穫期。特徴は淡い黄色で、ホクホク感と甘味が強く、香りも良好の品種。栗の王様ともいわれる「利平」もこの時期で、中国栗と和栗を掛け合わせた品種となり、甘味が強く大粒が特徴。さらに「銀寄(ぎんよせ)」は、丹波栗の代表品種。大粒でかたちが良く、甘味、香りが楽しめ和菓子にも使われる高級栗となります。

晩生(10月上旬~下旬頃)には、「石鎚(いしづち)」、やや大粒で甘味があり、香りも良く煮崩れしにくい品種。「岸根(がんね)」は、大粒な栗の代表格。ホクホクで甘みが強いのが特徴。生産量が少なく希少価値の高い栗です。

栗はいつから食べられている?

和栗は、品種で特徴が異なり、形や味や食感もさまざま。昔から「栗の能、腎補うて気をば増し、胃腸腰脚(ようきゃく)骨を強うす」と言われ、滋養豊富な食材として食されていました。日本では縄文時代には肉以外の主食として食べられていて、弥生時代になり農耕が行われるようになっても、飢饉に備えた非常食として栽培されて食べられていたとの話が残っています。

栗がスーパーフードと呼ばれる理由は?

栄養面では、ビタミンB1B2・ビタミンC・カリウムなどが充実。さらにたんぱく質・食物繊維が豊富です。栗に含有するビタミンCは、でんぷん質に守られているため、加熱しても失われにくい特徴があります。渋皮にはポリフェノールの一種、タンニンが含まれるので、渋皮を付けたまま調理するのも良いとされています。夏の疲れが残りがちな今の時期は、主食に栗の滋養を補う栗ごはんはとてもお勧めです。一定期間貯蔵して甘みを引き出した「貯蔵栗」、栗を冷蔵庫のチルド室(0度前後)で保存すると甘味が増すとの事。秋の味覚として有名な栗は、焼いても炊き込みご飯にしても、美味しく食べられる食材です。栗には豊富な栄養素がたくさん含まれており、健康効果が高い食材なのでスーパーフードと呼ばれています。

栗の栄養

栗はどんな栄養素を含んでいるの?

栗に含まれている栄養素の中でも、代表的なものを5つ。栗は美味しいだけでなく、毎日の健康や美容に役立つ栄養素が多く含まれていることが分かります。

【ビタミンB1

糖質やアミノ酸の代謝をサポート、100gあたり0.21㎎が含まれてます。糖質やアミノ酸の代謝をサポートする栄養素。別名チアミンと呼ばれる水溶性のビタミンで、糖質を代謝するために欠かせません。糖質をもやしてエネルギーにかえるため、白米をメインにしている日本人は積極的にとりたい栄養素です。ほかにも疲労回復や、神経、筋肉の機能を正常に保つ働きを持っています。なお、ビタミンB1の推奨摂取1日/量は1.11.3㎎が指定されてますが、通常の食事では足りないことが多いので、豊富な栗を間食にとりいれると、栄養の不足分を補えます。

【タンニン】

老化やガン予防につながる抗酸化作用があります。タンニンは、ポリフェノール化合物の1つで、栗の渋皮部分に多くのタンニンが含まれてています。タンニンには抗酸化作用があり、血管が老化によってかたくなる動脈硬化対策にも注目されている成分です。老化やガン予防、健康維持に役立ち、また、肌につけると毛穴をひきしめる収れん作用も期待できるため、さまざまな化粧品にも配合されたりしています。

【ビタミンC

肌トラブルのケアに欠かせないビタミンCは水溶性ビタミンの1つで、柑橘系に多く含まれていますが、実は栗にも100gあたり33㎎のビタミンCが含まれています。ビタミンC1日あたり、成人の場合1日あたり100㎎程度の量を接種することが理想とされていますので、日本栗は1粒につき、可食部が2025gのため、約5粒食べると33㎎ものビタミンCをとれるということになります。ビタミンCは、抗酸化作用があり、肌のターンオーバーをサポートする栄養素。ニキビや肌荒れなどのトラブルをケアに役に立ちます

【食物繊維】

便秘解消・腸内環境を整える栗は、100gあたり4.2gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は消化酵素では分解されず、消化や吸収されません。食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と、そのまま消化吸収されな不溶性食物繊維があります。栗は消化吸収されず、腸内にある老廃物の排出をサポートする不溶性食物繊維なので、腸内の老廃物のお掃除や便秘解消にとても役に立ち、胃腸にとどまることから血糖値の急激な上昇がおこりづらくなります。

【カリウム】

むくみ解消・高血圧予防のカリウムは、体内にたまったよけいな老廃物や水分を排出する働きがあります。むくみ対策の栄養素として人気があり、塩分の取りすぎや、立ち仕事による足のむくみなどに有効です。また、カリウムは血圧を正常に保つ働きを持っています。塩分の過剰摂取は高血圧の原因になりますが、カリウムをしっかり摂取する事で、体内の余分な塩分を排出し、血圧の上昇を予防する効果があります。

体調管理

栗の1日の適量とカロリーは?

豊富な栄養素をふくんだ栗ですが、もちろん過剰摂取には注意が必要です。栗の1日あたりの適量は、10~15粒が目安です。栗は糖質やカロリーが多く、100gあたり164キロカロリーなので低カロリーではありません。子どもが食べる場合は15粒を目安が適量かもしれません。小粒のため、つい食べ過ぎてしまいますが、推奨量以上を食べる事は、かえって便秘の原因や糖質の過剰摂取にも繋がりますので、美味しいからと言って食べすぎには注意して下さいね。

栗の食べ方

栗のおすすめの食べ方は?

栗をおいしく食べるためのお勧め3つを最後にご紹介します。栗の甘みはいろいろな料理に活用できるため、旬の栗をつかって、おいしい秋の味覚をたのしみましょう。

【素焼きをそのまま食べる】

素焼きをそのまま食べると、栗本来の甘さを堪能できます。砂糖とは違った、控え目でほっとするような甘さの栗の素焼きは秋を感じる食べ方としてBEST!生の栗を焼くには、オーブンを使用する方法が便利で、方法は栗を水でよく洗い、水気をふきとったら、皮に23ミリの深さの切り込みを入れるだけ。その後に、200℃に予熱したオーブンで15分程度やけば完成です。切り込みを入れる理由は、加熱した時の破裂を防止です。

【栗ごはんにする】

米・栗・塩のシンプルな栗ごはんは、秋の味覚の代表です!栗を洗ったら、白米と少量のもち米、塩を入れてたきあげるだけで栗ごはんの完成。アレンジとして、ごま塩をかけたり、醤油をかけても味わい深い栗ご飯の出来上がり。栗の自然な甘さが白米のマッチングはとても良く、箸が止まらなくなりますので食べすぎには注意しましょう。

【栗の甘露煮・栗和(洋)菓子】

栗を砂糖で煮る甘露煮は、スイーツと呼んでもいいですね。栗を丁寧にこしたあと、砂糖でじっくりとトロトロになるまで煮詰めたら完成です。甘露煮にすれば長期保存も可能。甘露煮をベースに、栗ケーキなどのスイーツをつくるときも便利です。

 

さいたま市で美味しい和栗が食べられるお店のご紹介

縄文時代から食されている【栗】は栄養豊富で、やさしい甘さがおいしい秋の味覚。摂取量に注意してスーパーフードの栗のおいしさを味わってみてはいかがでしょうか。

和栗専門店「焼き栗 美むら 大宮宮原店」がオープンしたのでレポ!加茂宮駅からは徒歩5分ほど

 

https://mobile.twitter.com/oomiyamimura

私の中学時代からの友人のお店です!是非買いに行って食べてみて下さい!