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投球障害肩・野球肘とは?スポーツ選手を悩ませる肩と肘の痛みの原因と花月接骨院での治療法

投球障害肩・野球肘とは?スポーツ選手を悩ませる肩と肘の痛みの原因と花月接骨院での治療法
野球・バレーボール・ハンドボール・やり投げ・砲丸投げなど、投げる動作を繰り返すスポーツでは、肩や肘の痛み に悩む選手が非常に多く見られます。
特に成長期の学生や、社会人アスリートの間でも増加しているのが「投球障害肩」と「野球肘」です。
今回はこの2つの代表的なスポーツ障害について、原因・症状・予防法、そして接骨院でできる治療法をご案内していきます。

投球障害肩とは?
「投球障害肩(とうきゅうしょうがいかた)」とは、投球動作の繰り返しによって肩の筋肉・腱・関節に炎症や損傷が起こる障害 です。※回旋腱板炎
特にピッチャーや外野手、テニスプレーヤーなど、肩を酷使する選手に多くみられます。(加齢も関係あり)
主な症状としては、
1.投球時やリリース時、テニスのサーブ時等のスポーツ時に 肩周囲が痛む
2.投げるたびに痛みが強くなる
3.肩を上げると「引っかかるような違和感」
4.投球フォームが崩れ、ボールのスピードやコントロールが落ちる
5.腕を上げるときに、特定の角度で痛みがある。
6.腕を後方に回すのが難しい。
7.夜間に痛みが生じ、寝返りで目が覚めることがある。
8.重量物を持ち上げると痛みが出ることがある

野球肘とは?
「野球肘(やきゅうひじ)」は、投球動作で肘の内側・外側・後ろ側に負担がかかり炎症が起きる障害の総称です。
成長期の子どもに多く、放置すると骨や軟骨に影響が出る場合もあります。
主な症状として、
1.投球時に 肘の内側や外側に痛み
2.ボールを投げた直後にズキッとした痛み
3.肘を伸ばす・曲げると引っかかる感覚
4.痛みを我慢して投げると症状が悪化
分類
肘の内側の痛み
内側側副靱帯にかかる牽引力で、靭帯損傷や成長軟骨性の炎症・損傷が発生。
内側型は特に野球少年が多く、発症頻度が高いとされます。
肘の外側の痛み
上腕骨と橈骨(とうこつ)が反復的衝突の力が加わり、骨の関節面にある関節軟骨を損傷する事で発生。
進行すると軟骨組織に亀裂や破損損傷が起こり、手術が必要になる場合もあります。
肘の後ろ側の痛み
投球動作中の肘頭部分に力がかかり肘頭窩や三頭筋付着部に、炎症や軟骨の障害が発生
主な原因
肩や肘のスポーツ障害は、以下のような要因が重なって発症するケースが考えられます。
1.投げすぎ・練習量の増加(オーバーユース)
2.体幹や下半身の筋力不足
3.投球フォームの乱れ(肘や肩に負担が集中)
4.柔軟性の低下やウォーミングアップ不足
5.成長期の骨・関節・筋肉の未発達
予防法
1.投球数・練習量を適切に管理
※休養をしっかり取り、連投を避ける。
2.肩・肘のストレッチと可動域の維持
※特に肩甲骨や背中の柔軟性を高める。
3.フォーム改善と体幹強化
※肩や肘に頼らず、下半身から投げる意識を持つ。
4.早期ケアの徹底
※違和感の段階で接骨院など専門家に相談しケア治療を行う。
5.十分なウォーミングアップとクールダウンの徹底化
※多くのスポーツで、だいぶ見直されてきていますが、まだまだ成長期の子供に対してのウォーミングアップとクールダウンが不十分です。
スポーツスクールで不十分の場合は、自宅でしっかり行う事が大切です。

花月接骨院での治療
花月接骨院では、投球障害肩や野球肘に対して、
1.発生原因を問診と検査で見つける
2.炎症の軽減(ハイボルト・微弱電流・共鳴揺らぎ波動治療等)
3.腰・肩・肘・手首・肩甲骨周囲筋等の調整
4.可動域改善のためのリハビリ・ストレッチ指導
5.テーピング等によるケア治療サポート
6.フォームや投球動作のアドバイス・再発予防プラン
7.必要に応じて、競技継続、短期間で競技復帰する治療相談
を行い、最短で復帰できるような治療を提案していきます

まとめ
肩や肘のスポーツ障害は、「使いすぎ」や「フォームの乱れ」が主な原因
放置すると長期離脱や再発を繰り返すことになりかねません。
・痛みを感じたらすぐに専門家へ相談
・柔軟性と体幹の強化で予防が可能
・接骨院での早期治療が競技復帰への近道
投げるたびに痛みを感じる方、練習を休んでも痛みが取れない方は、早めにご相談ください。
当院では、野球肩・野球肘などのスポーツ障害治療に力を入れ、選手の早期復帰を全力でサポートしています。
スポーツ障害の予防は、メンテナンスも必要となりますのでお気軽にご来院ください。





















