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首の痛み 寒さ対策しっかりしましょう!
首の痛み
寒さも厳しきなってきましたね。。
これだけ寒いと首が痛い・首がこるとの来院患者様が多くなってきます。
そこで今回は『首の痛み』に関してブログUPしたいと思います。
首の痛みのさまざまな原因?
首の痛みは、原因によっては『単なる首の筋肉・関節の痛み』だけではないので、レントゲン検査・MRI検査など、医師の診察が必要になる事があります。
原因とその原因動作の分類
1. 筋肉の緊張やこり(反復性・血液循環性)
長時間同じ姿勢でいたり、不適切な姿勢をとったりすることで首の筋肉が緊張し、痛みが生じる。
(テレワーク・手芸などの手作業の趣味・読書等)
2. 捻挫や挫傷(外傷性)
スポーツなどで首に負荷がかかり、首(頚椎)を支える靭帯や筋肉の損傷
(ラグビー・サッカー・バスケットボール・格闘技等の衝突性のスポーツ全般及び、首の反復動作をする事が考えられるスポーツ全般)
3. 頸椎の異常(経年劣化性・外傷性・反復性)
頸椎椎間板ヘルニアや変形性脊椎症など、頸椎に何らかの問題が発生した時に生じる
(加齢・姿勢・外力・反復運動動作等)
4. 炎症(病的疾患・負荷運動動作性)
首周囲に関する筋肉・関節・靭帯・神経・血管等に何らかの原因が、首の周りの組織に影響し炎症症状を引き起こし生じる。
(リンパ・髄膜炎・血流障害・神経圧迫・組織損傷等)
5. ストレス(自律神経性・睡眠障害性)
ストレスや疲労が自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を引き起こし生じる
(仕事・うつ・睡眠不足・疲労・運動不足・栄養バランス等)
6. むちうち
追突事故等で多発する首のケガ、むちうち(外傷性頚部症候群)
(追突事故・交差点事故・バイク事故・自転車事故などの交通に関する怪我全般、スポーツ時のケガ全般)
冬の寒さ対策での首の痛みの対処法
寒冷な環境では、筋肉や関節が硬くなりやすくなり、それが首の痛みを引き起こすことがあります。なので季節的に今回は寒さによる首の痛みに対しての対処法のご案内をしたいと思います
1. 温める
寒冷な環境では、十分な温熱用品を確保して体温を維持。首や肩、背中を特に温めることが大切です。
2. 防寒対策
寒冷な天候に外出する場合、適切な防寒対策をする。帽子や耳当て、マフラー、マスクを使用して首だけでなく、頭部や耳も温熱保護をしましょう。また風も一段と寒さを感じさせますので、防風対策も心がけると良いです。
3. 就寝時や休養時の保温
就寝時やくつろぐ時に、首・肩・腰・足元をしっかりと保温する。
様々な保温布用品や軽い毛布を使うことが役立ちます。
部屋も適温調整も大切です。
4. 適切な姿勢
寒冷な環境では、筋肉が硬くなりやすいため、正しい姿勢を保つことが重要。椅子に座る際や就寝時に、首と背中・腰が正しい位置になるように心がけましょう。
5. 温熱療法
寒さで首の痛みがある場合、温湿布・温熱パッドの使用も効果的です。筋肉を緩め、血流を促進する事が重要です。但し外傷性や病的による場合は、冷感湿布、冷却パッドで炎症を芸減するために使用できます。
個人の感じ方によりますので、効果的な方を選ぶと良いでしょう。
6.運動
寒冷な環境では特に筋肉が硬くなりやすいため、軽いストレッチや運動を行うことで柔軟性を維持、また筋運動による代謝運動で熱が生産され血流改善できます。首、肩、背中のストレッチを定期的に行いましょう。
6. 治療
首肩の筋緊張をほぐす治療は、寒冷地での活動中の首の痛みの予防と対策になります。
寒冷地でも首こり・肩こりが起こりにくいように筋緊張緩和の治療をしましょう
7. 投薬
医師の診察を受け、血流改善の漢方薬、痛み止め等も効果が期待できますが、一時的なものと考えたほうが良いかもしれません。
まとめ
これらの対策を組み合わせて行うことで、寒さによる首の痛みを軽減できるかもしれません。しかし、症状が持続する場合や悪化する場合は、寒さによる筋緊張・血行障害以外の首の痛みの可能性もあります。
上記対策で改善しない場合、お気軽に当院までご相談下さい。