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冬到来!雪道を安全運転で走行する豆知識!スリップ交通事故防止しよう!
雪道運転の豆知識について
2022年年末、寒気団のせいで、各地に大雪を降らせています。
TVをみると、雪道路面で、アクセルをフルで踏んで高速スリップをさせながら進まずに悪戦苦闘している車の映像や、スリップ事故のニュースなどが多くみられます。そこで今年の冬は関東地方にももしかしたら。。。という事で、雪道の走行ポイントのアドバイスをまとめてみました。
① 冬場の運転時、まず道路状況を確認しましょう!
目的地に到着するまで、道路状況は変化します。なんてことのない道路を走行していても、橋の上や日陰で、雨雪が降っていなくても路面凍結していることがあります。
山道や日陰路面、トンネルの出入り口、橋の上など状況変化に気配りをして運転する事が必要です。
② 減速は通常時よりも早めにゆっくりブレーキを踏むように!
スタットドレスタイヤだからと言えど、油断は禁物!雪道では減速時に見えないアイスバーン等でスリップしてしまう事もあります。
ゆとりをもって後続車に追突される追突事故の危険を回避する為にも、ゆとりをもってゆっくり速度減速をするようにしましょう。
③ スタッドレスタイヤと言えど、凍結路面・積雪路面では、通常アスファルト路面と違いタイヤのグリップ力は格段に違います。
急ハンドルはスピンを招く原因になったり、急ブレーキはスリップ、急加速はホイルスピンの原因となります。
雪道で停車してホイルスピンで発進できない時は、慌てず一度アクセルを戻して、クリープ現象で車が進むぐらいのスピードでゆっ~くりは発進してみて下さい。それでも滑ってしまう場合、駆動タイヤと路面にタオル等を敷き噛ませて同様に発進してみて下さい。慌ててアクセルを踏まない限り脱出できるはずです。
ポイントは、ホイルスピンさせない程度にアクセルを軽く踏むことです!
④ チェーン装着は、どこでいつのタイミングか?
チェーン装着のタイミングの判断は、状況により難しいものです。しかし、一般路上でタイヤチェーンの装着をすることは大変危険です。タイミングとしては、タイヤチェーンをしている対向車を見かけた時、雪山道に入る前のチェーン脱着場がある時、降雪時がありそうな天候予報など、走行する地域情報を把握して、早めに装着するようにしましょう。外す時は、路面状況や外気温、対向車のチェーンの有無などを確認してから外すようにしましょう。
※脱着場所は、坂道は厳禁、出来る限り水平で広いところを選びましょう!
⑤ 雪道で停車してした時の発進のコツ
タイヤに駆動力が掛かりすぎるとおいーるスピンを起こしやすくなります。クリープ現象を利用しながらエンジンの回転数を上げすぎないようにゆっくりと発進する事が、発進時のホイルスピンをさせないコツです。
また坂道の登りは、坂の勾配に合わせた適切なアクセルワークで一定のスピードで登りきる事がホイルスピンをしないで済むこととなります。
下り坂は、エンジンブレーキを使いながら減速するとスリップ防止対策となります。急ブレーキを踏むことは、スリップをしてしまい車の重さでハンドル操作不能になりますので、厳禁です。
⑥ 凍結路面は、ハンドル操作やアクセルワークは原則的に何もせず!
タイヤに残っているわずかなグリップ力を殺さずに通過する事が大切です。ハンドル操作やアクセルワークで車体のバランスを崩すと、思わぬ方向に車体が動き慌ててしまう事に繋がります。凍結路面を通過するまで慌てない事が大切です。
⑦ 新雪道路の注意点
雪でハンドルを取られることがあります。またタイヤが空転も起こしやすくなりスタックしてしまって深みを作り脱出困難にもなることもしばしばあります。スタックしてしまった時は、脱出しやくする為に、タオルや雑誌など、なければ、足マットなどを利用して雪とタイヤに噛ませてグリップさせて脱出しましょう。スタックした時も、アクセルを踏めば踏むほどホイルスピンでハマってしまうので気をつけて下さい。また新雪時の路面は、思わぬところに凸凹があって、タイヤが急にハマりハンドルを取られたり、見えないわだち凍結でスリップをしてしまう事もあります。新雪時は、先行車の動きを見ながらスピードに注意して慎重に運転しましょう。
⑧ 冬場の雪道の装備品
特に雪国にお出かけの方は、スタッドレスタイヤ着用・タイヤチェーン・スコップ・除雪用ブラシ・牽引ロープ・充電ブースターケーブル・古毛布や新聞・工具・防寒用手袋などがあると助かるケースがあります。
私の経験としては、スコップと除雪用ブラシと雑誌と防寒手袋はとても便利です。私も毎年冬シーズンは、スキー・スノボーに車で出かけていますので、雪道で車が止まり困っている方を助けるのに大変役に立ちます。
スキーやスノボー、雪国に温泉旅行など行かれる方は、天気は急変するものです!いつ遭遇するかわからない雪対策(雪道対策)をしっかりして楽しくお出かけするようにして下さい!