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腰椎分離症(ようついぶんりしょう)症状・原因は?花月接骨院の治療方法は? | さいたま市緑区・さいたま市南区・浦和区 花月接骨院

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腰椎分離症(ようついぶんりしょう)症状・原因は?花月接骨院の治療方法は?

2023.02.27 | Category:

腰椎分離症治療 さいたま市

腰椎分離症と診断されて

スポーツをしている子供で、腰の痛みで病院診察を受けると腰椎分離症と診断されて、今後のスポーツ活動はどうすればいいのだろう。。。と、10代の子供達とその保護者様が最近多く来院されます。そして、【分離症は治らなくてもいいから、痛みを取ってスポーツに早く復帰したい!】という子供、【治るものならしっかり治してからスポーツ復帰をしてほしい】という保護者様。親子で意見が食い違いながらも、病院でコルセットを作り安静の指示だけだけどこのままで本当にいいのですか?今後どうしてよいかわからない。。。という相談を受けることが多く、今回は腰椎分離症の話を書いていきたいと思います。

分離症治療 さいたま市

そもそも腰椎分離症とは?

一言でいえば腰痛です。ただし腰痛は、筋肉靭帯が原因の腰痛タイプと、腰椎(椎体・椎間板)・骨盤周囲関節が原因の腰痛タイプがあります。腰椎分離症は、腰椎が原因の腰痛となります。

いわゆる腰の周囲の痛み(腰痛)、臀部痛や大腿部痛の症状が出現します。
さらに症状悪化すると、夜間痛や下肢へのしびれや痛みも併発することもあります。

分離症は整形外科的検査、レントゲン検査及びMRI検査で椎体と椎弓部での分離が確認されると分離症と診断され、さらに分離のレベルから初期時から後期時と判断されます。

腰椎分離症治療 さいたま市

腰椎分離症の原因は?

腰椎分離症は、先天性によるもの、後天性によるものに分類されます。
後天性分離症は、ケガと違い1回の外力で起こるわけはなく、ジャンプ・腰の回旋運動を繰り返し行う動作で腰椎の後方部分(椎弓)に亀裂が入り、腰椎本体の椎体と分離することなどが、発症原因とされています。
特に後天性の分離症は10代に多く発症しますが、腰痛を伴わない場合もあり、大人になってからの腰痛や足のしびれなどの症状でレントゲン検査を受けて分離症・分離すべり症とわかるケースもあります。

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分離症は治るの(完治率は)?

後天性の分離症は、一昔前、骨癒合率(完治率)は10%以下と言われていましたが、近年、レントゲン検査だけでなくMRI検査等の検査機器の進化により、初期発見時においては骨癒合が多くなっています。特に後天性分離症は、最初は単なる疲労骨折なのですが、時間とともに病態が変化していき、治療方法も大きく変わっていきます。その為、初期時、中期時、後期時のそれぞれの病態に応じた治療方法の選択が重要となります。分離症は、初期時ならば骨癒合率は高いですが、後期時になればなるほど骨癒合率は低くなり完治は困難となります。

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分離症完治しないとどうなる?

分離症は、腰痛の長期間の放置で骨椎体と椎弓の分離が完成し、偽関節(偽関節)となります。分離症の腰痛の症状として分離部分の偽関節付近の炎症症状、関節水腫、骨棘形成による神経接触にての下肢神経痛を引き起こす事があります。さらに分離症で偽関節になってしまっていると、徐々に腰椎椎体の生理的傾斜構成角度の為に、徐々に椎体部の滑りが始まり、腰椎分離すべり症と症状が悪化してしまします。

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分離症の治療方法は?

整形外科での分離症の一般的な基本治療方法は、発生初期の段階では、骨癒合を目指した根治治療となります。整形外科的コルセットを装着し、骨癒合に応じて3ヵ月~12ヵ月間のスポーツ中止指導となります。中期、後期にも同様の治療を行いますが、骨癒合率が悪い事から、骨癒合が困難と判断されると、痛みの緩和治療(消炎鎮痛内服・ブロック注射等)となり、投薬による疼痛緩和保存治療が効果ない場合、根本的に分離症に対して手術を行う治療となります。※手術術式も、偽関節になっていない場合、偽関節が形成されている場合で大きく異なります。当たり前の話ですが、分離症の進行段階によって手術術式は大きく異なります。

腰椎分離症治し方 さいたま市

花月接骨院の分離症治療の対応は?

当院では、分離症と診断された方に対して下記の様に対応します。
A分離症を骨癒合(完治)させてスポーツに復帰したい
B分離症を骨癒合(完治)させなくてもいいから痛みを取ってスポーツに復帰したい
まず分離症対してのAorB治療の選択確認をさせて頂きます。
※B治療でも分離症に対して出来る限り完治治療の施術は致します。

痛みの症状として
1腰痛
2臀部痛・背部痛
3大腿部痛、下腿部痛
4腰背部の前屈、伸展、捻転時制限及び痛み
5股関節の屈曲、伸展、外内転時の制限及び痛み
6座位時痛・立位時痛、就寝時痛(夜間痛)
7日常生活動作時痛、スポーツ動作時痛※特に腰伸展時痛
となります。

A分離症治療は、連携病院で定期診察を受けて頂きながら、外部コルセットにて安静姿勢を保ちながら、羽田野式ハイボルト療法(当院HP参照)で上記1~7の痛みを取り、腰椎〜骨盤~股関節を支える腸腰筋群及び天然の筋コルセットと言われる腹斜筋群を強化するEMS治療(楽トレ)を行います。整形外科治療では外部コルセット装着、ストレッチ等での経過観察だけですので、当院のA施術を行う事により、体幹筋強化及び腹圧強化する事が出来るので、腰椎及び椎弓の安定度は飛躍的に上がり、骨癒合期間はかなり短縮する事が出来ます。
B分離症治療は、A治療で痛みを早期に除去し、スポーツ別に運動姿勢及び動作指導を加え骨癒合率低下(完治率)の本人同意の上、早期スポーツ復帰となります。

腰椎分離症やってはいけないこと

ABの選択でお悩みになる保護者様は多くいらっしゃいます。

当院では、分離症を患っている
① 年齢
② スポーツ
③ 目指す目標地点(県体・全国大会等)
④ 分離症の初期時、中期時、後期時、及び偽関節形成
⑤ 骨癒合を目指すか、目指さないか?
⑥ 分離症が治らなくても痛みがなくスポーツが出来ればよいか?
など、まず治療に対してのご相談を受付ます。

まとめ(院長の独り言)

分離症と診断された場合、まず痛みを早期にとる治療が大切です。もちろん安静も大切ですが。。。
病院で分離症と診断されれば、長期間のスポーツ停止期間、およびコルセット装着は必ず指示されます。
当院に来られる分離症で悩んでいる多くの親子の方々は、分離症でスポーツ停止指示が出されて安静にしているのにもかかわらず、痛みが取れない、そして○○の試合だけ出場したい!

病院で安静指示、スポーツ禁止指示が出ている中で、親子の気持ちはわかりますが、治療家としては、とても心苦しい相談となります。整形外科の先生が、長期戦で分離症を治そうとしているところに、併用治療の許可(接骨院で電気治療とかしてもいいよという整形外科医師の許可)もない状態では、当院で施術をしてスポーツを許可して、分離症がやはり骨癒合しなかったと後から言われても困る話です。

なので、そのような場合、残念ながらABの選択をしていただく必要があるのです。

当院としては、もちろん治療する接骨院ですので、完治を最大限目指して施術を行いますが、分離症に関しては、症状により完治しないケースも沢山あります。またレントゲン検査をしていないだけで、隠れ分離症の方も多く存在しています。

腰椎分離症でお悩みの方は、分離症の度合い次第ですが、腰痛等の痛みが出現しないで分離症を気にせずにスポーツ可能な身体作りを目指す事に切り替えことも大切だと思います。

痛みを取り去りスポーツ復帰、早期回復は当院では対応可能施術となりますので、【分離症の痛みをすぐに取りたい!】【スポーツができるようになりたい!】そのようなお悩みの方は、まずは当院にご相談くださいね。

腰椎分離症 スポーツ禁止

治療と予防対策は?

分離症に関しては、正直、完治するしないは先天性症状(奇形・偽関節)、後天性症状(疲労骨折)などもあったりしますので、必ず治しますとは言えない施術となります。分離症は、しっかりと治療と予防対策をすれば、痛み(症状)が沈静化して、日常生活・スポーツに支障をきたすことはありません。そしてあらゆるスポーツも可能となります。
しっかりと治療と予防対策をすれば、分離症・腰椎ヘルニアを持っていても世界で通用しているプロサッカー選手もいるほどです。

治療と予防対策は、当院治療時にしっかりとレクチャー致しますね!